形式だけの国会討論の末、
10本の安全保護関連法案がまとまって成立しそうである。

ほんとに日本の平和と世界の平和を願うのであれば、
議論の中心点がズレているような気がする。

日本人の心には戦後70年の間に「不戦の誓い」が根を生やし、
1400年も前に日本最初の憲法といわれる
聖徳太子の「17条憲法」第1条に「和を以て貴しと為す」とある。

この寛容の心は世界に誇れる理念であり
日本の文化でもある。

この「和」を根底に置いて議論を重ね、
世界に訴え続けていくことが、
時間はかかっても日本の平和を守り、
世界平和につながる戦略だと考えるのだが…。