何百年も続いた日本の文化を置き去りにして膨み続けた経済の高度成長は、
バブル経済を生み出すまでに至り、日本人の良さを見失わせてしまった。

今回の東北関東大震災で人の絆が呼び覚まされ
日本人の心が甦える一方、
福島原発の実態を知るほどに、
高度成長時代に失われたひとの心が見えてくる。

現場の技術者なら誰もが気付いていたであろうと思われるような危い工事と、
地震や津波に対する安全係数の低さは手抜き工事か、
工事代金の不明瞭な迂回があったのであろうと思わざるを得ない。

お金の権力に屈した集団の中で、
「モノが言えない雰囲気」ができてしまったのであろう。
そんな中では決して人の心に平和は訪れない。
震災を心の復活の機会としよう!!